安心医療ネットワーク
 

末期がんに対する心構えについて

末期がんでなくても、がんと診断されたときにどこまで治療するかどうかはとても大きな選択となると思います。最近、中村勘三郎のガン闘病のドキメントをみましたが、手術をすることなく、生存3年といわれた時間を有効に使って、跡を継ぐ者たちへ道をつけ、孫の初舞台を一緒に出る方法もあったのではと思ってしまいました。

若い人が末期がんと宣告されたときには、残されるものたちとの思い出作りをするのも一つの生き方ではないでしょうか。また、年をとった方たちは、ガンは細胞分裂ですので、かえって、進行も遅いことが多いので、普段どおりの生活を続けることで、最後を全うすることがいいのではないでしょうか。

ですから、周りの人たちも、よりよく生きるためのお手伝いをして悔いのないようにしたいものです。